こんばんは。
「台風一過」という言葉は無くなってしまったのでしょうか。天気が思わしくありませんね。週末には大雨予報。さらに、南には台風の卵らしきものがあるようです。惑わされず、注視しなければいけませんね。
北陸新幹線は1〜2週間くらいで運転再開できるようです。しかし、車輛はかなり厳しそう。車体の半分が水に浸かっている上に、一部の編成は浮いて脱線しているようです。機器をばらして洗浄などをするのが得なのか、新製をした方が得なのか。10編成で330億円という高額機器の行方はどうなるでしょう。
新幹線は車輛の融通も厳しい所。北陸新幹線は交流電化ですが、周波数が途中で切り替わります。まず、周波数に対応した車輛が必要。次に高崎〜軽井沢駅間の急勾配に耐えられる事。大きくこの2点が他の新幹線車輛の入線を阻んでいます。
かつて国鉄時代は何処でも使えるようにと、過剰と言えば過剰な設備を持った車輛がありました。485系が一つにあります。東北地方でも九州地方でも使える優れもの。転配や運用があっての事で、運用では大阪と青森を結んだ特急「白鳥」が唯一ありましたね。一方で、関西地方で大規模な水害が発生し、関東地方から車輛を融通したという例もあります。この時の主役は101系です。中央線快速でちょうど201系置換えが始まり、余剰気味であった101系を大挙して関西地方へ送り、そのまま余生を過ごしました。
JRになって国鉄のような大盤振舞いが無くなり、慎ましい車輛制作になります。自社線のみで他社への車輛の融通は出来ないほか、今回のE7系のように特定の路線しか走れない車輛も多く現れました。この結果が今回の車輛不足の一つの理由かもしれませんね。自然が相手ですからJRはとばっちりを受けた訳で、予想外な事に苦戦を強いられていると思いますが、1日も早い正常運行に戻るように頑張って下さい。暫定ダイヤでかなり不便を強いられる事は避けられそうにありませんね。これから年末年始など多客期は大変かもしれません。
旅行は一応、北陸新幹線経由で計画するとして、列車が運転されない事を考え、上越新幹線経由も考える事にしました。ほくほく線に臨時特急列車が走らないかなぁ。と思う次第です。JR西日本の681系や683系…直流化して数が無いか。いっその事、匠にお願いして223系160km/h対応車を一時的に…。
閑話休題、今回の絵本は駅ってな〜に?その1(駅を学んでみようその1)にあるトイレのコーナーと駅にある建物のコーナーに写真を加えました。衝撃の写真!?を多数追加しましたよ。大雑把であったものを少し、細かくしてみました。少しは参考になるでしょうか。
楽しいひと時をお過ごし下さいませ。次回をお楽しみに。